4気筒エンジン編のポイント調整

メンテナンス、失敗が怖い

バイク乗りの中には絶版車を愛する人が多いため、どうしてもある程度メンテナンスの知識が必要となります。
いい走りになるように様々な個所を調整する事も必要となります。
調整する事でいい走りになる、それを自分で実現できるというのも絶版車の魅力なので、メンテナンスする勇気を持ちましょう。

現在販売されている高性能なバイクに関しては、メンテナンスフリーといわれています。
しかし絶版車はそうもいきません。
大きな故障につながらないようにポイント調整する事が望まれるのです。
初めて行う方は触るのが嫌だなと感じるかもしれませんが、4気筒モデルについてポイント調整を少し理解しておきましょう。

ポイント調整の「ポイント」

4気筒モデルのポイント調整は、接点の状態がいいという点、またスパークアンドパンサーの作動性がいいかどうか、さらに調整後、その状態を維持できるかどうかという点にあります。
特に調整した状態を維持させるという点においては、スパークアンドパンサーにポイントがあり、作動性をあげるためには潤滑が重要です。
コンディションが悪くなっている場合、スパークアンドパンサーのヒールが摩擦で減ってしまっていることが多く見受けられます。
摩擦で減ってしまうと結果、ポイントギャップがおかしくなってしまうので、いい状態が維持できないという事もあります。

ここで注意したいのが、ポイントカムのフェルトにグリスを浸みこませるという事です。
定期的にグリスアップする、という事も調整において忘れてはならないことです。

ポイント調整の作業手順

まず汚れをしっかり取ります。
ポイント接点を紙ではさみ汚れをしっかり取り除くという作業が必要となります。
またこの時、ポイント接点の穴あきなど注意深く確認します。

接点部分の調子が悪いと感じる時には、サンドペーパーを利用し表面部分の汚れを剥がすような感じで落としていきます。
その後、パーツ用の洗浄液できれいに洗い流しておきましょう。
次にメインバースのポイントギャップを調整します。

ギャップの調整はタイミング確認ランプというものを利用し、リード線に割り込むような状態でギャップの調整を行います。
Fマーク部分でポイントが開いているかどうかを確認してください。
メインベース側が終了したら同じように右側も調整します。

これが終了したら左と同じようにシリンダーを、サブベースの差動によって調整します。
この様にして調整を行い経験を積んでいくと、修正、調整のポイントがわかってきます。
最初はこわごわ行う事になると思いますが、何度も行っていくうちにポイント調整のコツがわかってきます。
怖がらず、丁寧に行う事を心がけていきましょう。