冷却水の交換

エンジンオイル同様、LLC交換も必須です

水冷エンジンの冷却にはロングライフクーラント「LLC」が利用されています。
LLCはエンジンの各部位を循環していますが、この際、温度が上昇と下降を繰り返しているため、どうしても劣化します。
放置しておけば汚れが樹幹経路に溜まり、ラジエアーコアと呼ばれる部分が詰まってしまうというトラブルも起りますので、エンジンオイルと同じように、定期的に好感する事が必要な個所です。

ただLLCを交換するだけではなく、せっかくですから循環する経路内をきれいに清掃してあげましょう。
また冷却液に真水を使用しないこと、作業後、必ずエア抜きを損なう事がLLC交換の大きなポイントです。

チェック、新しい部品も必要です

何事においてもそうですが、これでいいやと中途半端な事を行うと、結果、後から「あの時しっかりやっておけばよかった」と後悔するので、関係する場所すべてを丁寧に扱うというつもりで行いましょう。
ラジエターキャップのゴムパッキンがひび割れていることもあるので、この場合好感です。
出来れば、劣化しやすいラジエターホースも交換しましょう。
冷却水の交換の際、真水を入れてしまう方もいますが、冬場凍結の恐れがあるという事と、潤滑しないという点がありますので、潤滑性もあるLLCを利用するようにしてください。

エンジンが冷えているかどうかを確認し、ラジエターキャップを外します。
すぐにLLCが流れ出てくるので容器で受け止めます。
ドレンボルトはエンジン自体にも付いていますが、車種によって位置も数も変わるので必ず確認します。

洗浄は徹底的に

ドレンボルトにはワッシャーがついているのでこれは新品に交換します。
排出したLLCがかなり汚れているという時には、専用ケミカルを用いた洗浄液が汚れを落としてくれる効果が高いので利用するといいでしょう。

水道水と混合するタイプなら説明書通りに混合し、ラジエターキャップから注入します。
エンジンをかけてみて10分から20分くらい温め、洗浄剤が隅々までいきわたるようにします。
エンジン本体が熱くなっていても、そのままにしておいて、サーモスタットが開きラジエターコアに洗浄液がしっかり回るまで温めます。

サイドカバー内には冷却液のリザーバータンクがあります。
ここもLLCが出たり入ったりしているので、取り外してLLCを排出します。
底に向かってゴムホースが刺さっています。
この部分にも劣化や破損などが起きていないか、破損などがないかどうか確認します。

ドレンボルトを借り止め、それから古いLLCをすすいで排出するための水を入れます。
水がまわったら少しでいいのでエンジンを回し、それから水できれいにすすぎます。
またドレンボルトを外し水を排出し、外したまま、キャップの方向から水を入れてみると、緑色が無くなり透明になります。

シリンダー側も同じように行い、完了したらドレンボルトを締めリザーバータンクを復元、それから新しいLLCを注入します。
それからエア抜きします。
車種ごとに違いがあり、例えばラジエターキャップを外してエンジンをかけるという事でエアが抜ける車種もあります。
これは確認してください。

エアがしっかり抜けるとラジエター部の液面が低下します。
その分追加し、キャップをしっかり締めて終了です。